あの、ソーシャルゲームディベロッパーがエンジニアを提供してくれるパートナー会社を探しまわっているらしいです。
複数の筋から情報を確認しました。
勘の良い人はこの画像でどのディベロッパーか気付くでしょう。ていうかそのままだし。
（バンナムさんじゃないよ）
以前に◯インキャリージャパンさんの営業さんが、新規開拓でここに電話しまくっているが全く相手にされないという話をしていた記憶があります。
私もここで稼働していたエンジニアは今までに1人しか知りません。
確か言語がPythonなので、そもそもそんなに即対応出来るエンジニアがいるほうではないですよね。
そのときの外注エンジニアいわく、外注で入っているエンジニアがほとんどいなく、プロパーの「ツカイッパ感がハンパなかった」と言っていました。
面談がかなり厳しめで有名でしたよね、確か。
外注はあまり使わないという方針から、SESウェルカムにしようという方針へ変更でしょうか。そういえば、溜池山王のソーシャルゲームディベロッパーも同業の中野坂上のソーシャルゲームディベロッパーを元請けとして外注エンジニアを集めていましたね。
狙いは何か？
あくまで推測ではありますが、自社のプロパーエンジニアを新規開発案件、もしくは人気タイトルに配属させ、下降トレンドのタイトルの運用・保守を外注エンジニアでまかなおうという作戦ではないかと思います。
そんでもって良いエンジニアがいれば、そのまま引き抜こうという作戦かと思います。
これがそのまま正解だとしたら、会社の戦略としてはとてもスマートだなと思います。人材資源の有効活用が可能になるからです。
ただ、外注エンジニアの身からしたら、ユーザー数が減っていくタイトルの保守・運用を任されるのは、モチベーションを保つのは難しいかもしれませんね。
逆に、見捨てられたタイトルをチーム一丸となって、立て直してやる！ぐらいのポジティブ感があるといいのかもしれませんが。
新規開拓を行う姿勢は素晴らしい
よくこういったメジャーな会社の人が新規で電話やメール、問い合わせフォームから連絡をしてくると「あの会社必死だな、プッ」とか笑う人がいます（笑っておきながら、ヘコヘコ打ち合わせ調整の返信をしているのもアホな話ですが）。確かに、仕事の発注側が新規で連絡してくるケースというのは、SES会社等仕事を欲しがって連絡してくるケースと比較すると、仕事を欲しがるケースの方が圧倒的に多いので、珍しいと言えるでしょう。
しかし、常に胡座をかかず、恥を忍んでパートナー企業を開拓しようという姿勢はとても素晴らしいと思います。もしくはそこに恥ずかしいという気持ちすら無いのかもしれません。（常に前向きに仕事をしようという気持ちなのかもしれません。）
よく、SIerのオジサマなんかで、エンジニアが集まらなくて困っている人がいたりしますが、そういう人は決して自分でエンジニアを供給してくれる会社を探そうとはしません。付き合いのある会社に催促するか、文句を言うかで終わりです。まったく攻めの姿勢が感じられませんし、仕事をしていると思えません。
例え会社命令で「エンジニアを探せ！」と言われたとしても、たいていが適当に知っている会社に電話して「エンジニアいない？」で終わりです。新規で探すのって結構、面倒なんですよね。
それでも、このよくわからないSES業界の会社を調べて連絡しているこのディベロッパーさんは、本当に素晴らしいです。
終わり
というわけで「あの大手ソーシャルゲームディベロッパーが新規開拓しているらしいよ」でした。そういえば、去年の今頃も渋谷の◯イゲームスが今回と同じようにパートナーの新規開拓をしていましたね。そのときは◯イゲームスの中の人に聞いた話ですが、毎週10人、20人と人が増えていったそうです。
こちらもそうなるのかな？
まあお金があるのかなあ、と羨ましい限りです。
このソーシャルゲームディベロッパーさんから連絡が来たSES会社さんは、きちんと会ってあげてくださいね。そもそも該当するエンジニアがいない場合は、時間の無駄なので丁重にお断りするのも一つの方法ですが。
今までは門戸をあまり開かなかった会社なので、何かよい話も聞けるかもしれません。
そのうち、
【弊社元請け案件！】とか【エンド直ソーシャルゲーム開発】といったタイトルで、
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案件：ソーシャルゲーム開発
勤務地：◯◯
（場所書くとばれますね・・・）
期間：即日〜長期
時間幅：◯◯◯h〜◯◯◯h
金額：スキル見合い〜80万円
スキル：PythonまたはJavaやPHPを用いた開発経験
：BtoC向けWeb開発の経験
：MySQLのパフォーマンスチューニング経験
：ソーシャルゲーム開発経験
：アジャイル環境での開発経験
備考：30代まで
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こんな感じの案件が出回り始めるかもしれませんね。
このディベロッパーさんも願わくば、まともなSES会社に新規開拓してくれる事を祈ります。間違ってブローカーみたいなところ行ってしまうと、下につく会社さんが可愛そうです・・・
