2013年6月26日水曜日

第一次 ニシシンジュク 決戦(Perl)




今回の面談攻略シリーズは、西新宿のソーシャルゲームディベロッパーの特集を行う。
先日の記事の【速報!】あの大手ソーシャルゲームディベロッパーが新規開拓しているらしいよのディベロッパーではないが、LAMP環境での開発ではあるが、言語がPHPではなく、Perlということで珍しいディベロッパーだ。


経験者であれば話は早い


「そんな当たり前の事をなに言っているんだ!」とツッこまれかねないが、基本的にソーシャルゲーム開発経験者であれば、自身の開発経験紹介の時点できちんと説明が出来ていれば、そこまで突っ込んだ質問はない。
基本的に面談者側が面談時に確認したい点は、

 ・ソーシャルゲームについての理解(ロジック、ゲーミフィケーション含めて)
 ・MySQLのパフォーマンスチューニングといった負荷分散技術がどの程度あるか?
 ・BtoC特有のドタバタ感について理解があるか?(ついていけるか)

この3点である。
ただ、前提としてPerlやPHPの言語の理解についてはもちろん確認がある。しかし経験者であれば、経歴をきちんと説明出来ればそのあたりはほぼ省略されるであろう。


言語の壁は?

Perlが必須かというとそうではない。こちらはPHPの経験があれば代替可能である。面談者の現場マネージャー自身が今の会社でPHPからの転向組だったので、言語の壁については理解がある。未確認ではあるが、Pythonでも代替可能かもしれない。
こういった例はまま、ある方である。代官山のソーシャルアプリディベロッパーでも、Scalaの要員を募集していたが、Scalaが出来る人など私も今まで1人しか会った事がないくらいにいないので、Ruby経験者は一応可能になっていた。
SESなので即戦力を求められがちであるが、

 ・ソーシャルゲーム開発経験者
 ・PHPのようにPerlに近い言語経験者
 ・LAMP環境への長い経験と理解

という良さがあれば、言語の壁については若干のキャッチアップ猶予を与えてくれるということであろう。


何故にPerl?


ただ単に個人的に気になっただけであるし、質問して明確な回答をもらったわけでもないが、おそらくプラットフォームがPerlでかかれているからではないのかと思う。
ディベロッパーからすると、プラットフォーム側が主に用いている言語があるのであれば、ディベロッパー側によっぽどのこだわりがないのであれば、プラットフォームに合わせようとするのが普通の心情ではないだろうか。
あとは、開発を始めた初期からPerlを使っていたからという理由も考えられる。
溜池山王のソーシャルゲームディベロッパーも、C♯というソーシャルゲーム業界では特徴的な言語を用いている。一般的に多いのはPHPであろうが、溜池山王なんかのように言語に特徴を持たせると、その言語に強みを持っているエンジニアからしたら嬉しいだろう。

余談ではあるが、最近はRubyが私の周りでは人気である。恵比寿のソーシャルゲームディベロッパーなんかはRubyで開発していたし、メジャーどころであれば、目黒のソーシャルゲームディベロッパーもRubyがメインだ。


やはり高稼働

こればかりはしょうがない。BtoCのサービスでもソーシャルゲームは他のWebサービスと比較してもドタバタ感がマシマシだ。
今でこそ180hくらいに落ち着いて来ているが、昔の◯イバーエージェントなんか高稼働であったし、六本木のソーシャルゲームディベロッパーも大体220hあたりは標準でいっていた。土日出勤については西新宿の現場はほとんど無いが、他のジャンルと比べると出勤確率はあるであろう。以前であるが、六本木のソーシャルゲームディベロッパーではリアルに泊まり込んでいるチームを見かけた・・・(六本木ヒルズに泊まれるというのは言葉だけとればある意味セレブかもしれないが・・・)。
しかし、こちらの現場はパートナーには優しいので、基本土日出社はプロパーが行っている。そう言った意味ではツカイッパ感覚をもたれる事もある外注エンジニアに配慮してくれていて、優しい現場ととれる。


終わり

というわけで、今回は西新宿の面談攻略シリーズであった。最近はソーシャルゲームの攻略作戦が多い気がする。他で面白い面談があれば、是非紹介したい。
ちなみにこの西新宿のソーシャルゲームディベロッパーであるが、某渋谷の◯イバーエージェント系列のように、どこのSES会社でも出回っている案件ではなく、ルートは少ないようなので、挑みたい場合は少しSES会社を探すのには苦労するかもしれない。割と落ち着いていてよさそうな現場なので、Perl経験者はよいかもしれない。